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お久しぶりの書庫更新~研究前おべんきょー再開なのね^^/
自分用の手引き書代わりに記録してるんで、興味ない方はスルーで^^/
さて、直球で行くと「申し上げる(ための)文書」^^
個人が、政府orその所属官司(←上司)or時の支配者---などに提出する文書の総称です。
例えば
・官位のおねだり請願書
・訴訟文書
・命令に対する報告書
・物品の請取書
・武家が主人の元に馳せ参じた事を証明するための着到状
・武家が戦闘に参加した事を証明してもらうための軍忠状
ちなみに請取と書いているのは書き間違いじゃなくて、
中世以後にみられる古文書に「請取状」ってのがガチである。
意味するところは現代における「受取」と一緒で、まぁ昔はこの漢字を使ってたって事らしいが、
専門(古文書)的な深いところまでは自分が理解不能なのと、本筋(参照文献)から離れるのでパス
この書庫の参照文献---「古文書学入門」佐藤進一著
久しぶりなんで、この文献についても簡単に^^
佐藤進一先生は歴史家で専門は日本中世史。
ウィキペディアによると
「法政大学の通信教育用テキストが話題を呼び、『古文書学入門』として出版された」そうです。
この入門書は、古文書学におけるバイブルといっても良い位置にあります。
シオは勉強しはじめたばっかりで知らないんですが、細かい個々の内容になると、
佐藤先生の出版時(1971年が初版)より古文書学研究は進んでいるらしいんです。
一例ですが、前回紹介した「判物(はんもつ)」は、佐藤先生の著作で詳細までは触れていません。
(判物という言葉自体は当然出てます^^/)
ただ古文書学というものを理解する・・・
という大枠の部分では、この書物がベースになるってくらい様々網羅されてます。
様々網羅の様々
---武家文書だけでなく公式(朝廷)文書、公家文書、上申文書、証文類など全て。
様々網羅の網羅
---時代も平安時代から戦国時代にかけての、文書の成立から変遷に至るまで全て。
ぶっちゃけ本音で言うと「全部なんて覚えられんわい!! !(# ゚Д゚)・;'.」です。
武家の鎌倉時代だけでも四苦八苦なのに、公家の平安時代なんてもっと無理~~~・゜・(PД`q。)・゜・ヒーン
ということで、この書庫では(管理人の脳みそが限界なため)必要最低限である「武家様文書」と「上申文書」のみ扱います。
んで(一応)武家様文書は終わりまして、今回から上申文書に入るんですが、__φ(.. ) メモメモ
ザックリした説明だけで、一記事の分量になってしまいましたわ~~,;.:゙:..:;゙:.:: (゚∀゚ゞ)ブハッ!
目下のシオは
「ヤバい!某龍造寺家文書のアレやコレを、古文書字的に理解してなかった気がする」
という予感がヒシヒシしてならないのだが、それは・またの話 by^-^滝汗なsio