秀吉よ~●話になぁれぇ~~~♪(* ̄O ̄)β~♪^♪
あのアニメと原作は途中で挫折しましたil||li _| ̄|○ il||lワケワカンネ
また秀吉の宗教政策バナです:゙;`゙;`;:゙;`;:゙`;:゙;`ヽ(゚∀゚ゞ)ブハッ
先日、FC2ブログ友様の記事で三井寺関連のものがあったんです。
それで、あ~秀吉のアレを忘れてた・・・と、なりまして記事に至った次第^^
こっちでの相互リンクは了解を得ていないので、fc2のURLは貼りませんのであしからず^^;
ではでは~マニアのシャウトですが、ゆっくりお付き合い頂ければ幸甚の至り、宜しくお願いいたします。
=============================================
三井(みい)寺・・・正式名は園城寺(おんじょうじ)。
滋賀県大津市にある、天台寺門宗の総本山で山号を「長等山(ながらさん)」と称する。
別名:不死鳥の寺
Order of the Phoenix temple
・・・・と、書いてはみたもののグーグル様にお尋ねしただけで、本人は英語が判ってません(爆
なぜ不死鳥かというと「歴史上の苦難を乗り越えてその都度再興されてきたから」だそうです。
苦難~~大雑把にくくると「比叡山延暦寺によるファイヤー」と「秀吉による寺領とかとかボッシュート」です。
えっと、延暦寺と揉める前は、三井寺(=園城寺)は延暦寺別院でした。
それが慈覚大師門流と円珍門流・・・つまり弟子同士が対立しちゃって天台宗は分裂しました。
延暦寺が山門、三井寺が寺門(※注:ダチョウのリーダーとは無関係だからね、ね!)と呼ばれます。
延暦寺と三井寺は、源平の時も、南北朝の時も、敵味方に分かれ揉める揉める^^;
対立が激化した最大の理由は戒壇(かいだん)問題でした。
戒壇・・・おそらく聞きなれない言葉だと思うので、判りやすさ重視&便宜上としてシオ流に解説しちゃいますね^^b
戒壇とは、僧侶デヴューをするための儀式(受戒)のことです。
武家風に言うなら僧侶の元服。
受戒してないと僧侶の世界でどうなるかって言うと、
1・単なるスキンヘッドのオッサン扱い
2・ブラックジャックみたいな無資格医者と同じ、無戒だから正規の僧侶としては認められない
・・・ってところかな。
ただし鎌倉時代の新宗教時代になると、ユルくなります。
末法思想が出始め、末法無戒(こまけーことは、いいんだよ)を主張する宗派が出ます。
特に顕著なのが法華宗冨士門流の「受持即持戒/じゅじそくじかい」
(過去記事にある不受布施派とは、また別門流)
つまり信仰すれば在家でも僧侶と同様に受戒したのと同じだから、在家信者が妻帯肉食しても破戒じゃないよ~って意味。
ですから法華宗冨士門流系宗派では、僧侶ではなく信者になることをもって「御受戒を受ける(授かる)」と呼んでいます^-^
もっとカンタンに言うと、
★キリスト教の洗礼は、信者になるための儀式。
★仏教の受戒は、僧侶になるための儀式。
全く別物です。
専門的な話はさておき、僧侶になる受戒の儀式も、時代が下ると末法思想の影響でユルユルしちゃうわけです。^^;
(念のため~儀式の話で、僧侶の戒律自体がユルくなるわけじゃないです)
で、戒壇には違う意味もあり、受戒をする建物(戒壇院・戒壇寺院)を指すことがあります。
本来の受戒(僧侶デヴュー)儀式は、各宗派で建立された戒壇院で行うものなのです。
その厳粛な儀式を行うのは、一宗のトップか、若しくは定められた有資格者のみ!(`・ω・´)キリッ
さて、ここで思い出してください。
分裂した天台宗の三井寺は「延暦寺の【元】別院」・・・
・・・・・そう、天台宗の戒壇院は、元別院で分派した三井寺にはなく、延暦寺にしかなかったんです。
Σ( ̄ ̄ ̄Д ̄ ̄ ̄lll) ガビーン
ちなみに戒壇建立には「帝の許可」が必要です。
それほど権威がある「もの」なのです。
三井寺では、何とかコッチにも戒壇を~~~~と必死に運動するんですが、
元本家(みたいなもん)である延暦寺が「コッチにあるんじゃ、三井寺にいらんわ!!ヾ(*`Д´)ノケシカラン!!」
と揉めに揉めて「延暦寺・山門衆が、三井寺をふぁいあーーーーーーーーーー」
そのあとがモヤモヤな大人の事情っぽい雰囲気でヨクワカラン(。-`ω-)ンー
とにかく三井寺では再建優先で戒壇建立どころじゃなくなったらしく、、、
今現在も戒壇院が無いところを見ると、なにやら立ち消えになった・・・ような?^^;
というか、戒壇問題が再燃する前に三井寺には新たなる受難が襲来します。
それが、天下人となった豊臣秀吉なのだが、それは、またの話^-^