Quantcast
Channel: 九州戦国ブログ~室町末期から江戸初期まで~
Viewing all articles
Browse latest Browse all 910

[転載]3_請文(うけぶみ)で注進状で請取状_上申文書---古文書学のススメ

$
0
0
歯医者~歯石除去と知覚過敏の治療完了~ゎーィ♪ヽ(*´∀`)ノ
にほんブログ村 歴史ブログ 戦国時代 http://history.blogmura.com/his_sengoku/

例によって順を追って「請文」から 参照文献:古文書学入門・佐藤進一著__φ(.. ) メモメモ

請文とは
「ある事実を確実に履行したこと」或いは「将来確実に履行すべきことを相手方に伝える」文書です。

つまり「過去の行為に対する報告書」であり
「将来における行為の予約承諾書」になります。
・・・って、著書の説明だと判り辛いな~~~(-ω-;)ウーン

実際、古文書の方も判り辛いんです ( ̄ko ̄)
「請」って文字は、申請とか請求って言葉にあるように、相手へ何かを要求する意味を持ってるじゃないですか。

だから「請文」にも3パターンの異なる種類の文書があったんです。
パターン1・申請や請求など(-人-)☆彡オネガイする件
パターン2・受諾や約諾した「請(受)けた」報告の方
パターン3・物品(貢租など)の受領としての請文

特にパターン1&2に関しては、佐藤先生ですら「一見判断しがたい文書がある(但し平安時代)」そうです(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
時代が下ると「下達文書(命令書)の受領報告書の形を取りながら、陳状する(自分の言い分を添える)」
という複合パターンも出始めます~~(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル

このまんまだったなら後世のシオが挫折確実だったんですが、
鎌倉時代に入って武家様文書に導入された「請文」は「下達文書受領報告書」という側面が取り入れられたんです。(ヨカッタ~)
要するに武家様文書における請文とは命令に対する復命書です(`・ω・´)キリッ

請文に類似した文書として注進(ちゅうしん)状があります。
請文が命令に対する報告書であれば、
注進状は命令を待たないで行う報告書です。

佐藤先生は著作で「両者の相違は、まだハッキリと判らない」とされていますが、
戦国時代になると軍事的な報告が注進状の多数を占めます。
命令を待たず自発的にする軍事的報告・・・即ち「敵がキタァ━━━━ヽ(´△` ;)ノ━━━━ッ★」って事^^/

パターン3の物品受領としての請文は、受領証としての様式が出来て、「請取状」と呼ばれるようになります。

復命書としての請文は、請申って文言が入っていれば一目瞭然なんですが、
文言入ってない請文も多数あり(涙目)内容で判断するより仕方ないみたいil||li _| ̄|○ il||l
次回は戦国時代で大活躍?「起請文」なのだが、それは・またの話 by^-^sio


転載元: 九州戦国ブログ~室町末期から江戸初期まで~


Viewing all articles
Browse latest Browse all 910

Trending Articles