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Channel: 九州戦国ブログ~室町末期から江戸初期まで~
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6_軍忠状_上申文書---古文書学のススメ

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参照文献:古文書学入門・佐藤進一著

軍忠状とは、
武士が従軍し戦闘に参加した時、
その状況や・自身&郎党の負傷、戦死などを上申する文書です。

従って、着到状と同じく提出した文書に、証判をもらう事が目的とする。
でもって、恩賞とか領地安堵の申請する時に根拠とするわけです。

一回の戦闘で提出する場合と
複数回の戦闘をまとめて提出する場合とありケースバイケース。
いずれにせよ戦闘日時と軍忠状の提出日時は近接します。

南北朝の争乱で戦がふえてくると、一回ごとに出してられなくなる^^;
戦闘状況の大きな節目ごとに出すようになり、そうなると戦闘日記状態になってきます。

証判をするのは主君ではなく、その戦闘集団の指揮者です。
だから軍忠状は、当時の戦闘組織や命令系統を知る手掛かりになります。

応仁の乱以降になると、
「いつ何の合戦に参加したか」よりも「戦闘結果の報告に重点がおかれる」ようになります。
つまり、
戦闘結果としての分捕(ぶんどり)や味方の損害報告などで、戦果をアピールするのがメインになる。

さて古文書学入門、武家様文書基礎コースは、これにて修了です^-^
後は個々の古文書の様式で必要だと感じたものがあれば紹介します^-^

それでは みなさま ごきげんよう♪ヽ(*´∀`)ノ

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