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Channel: 九州戦国ブログ~室町末期から江戸初期まで~
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参照3・秀吉研究の最前線(日本史史料研究会編)

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プチ御無沙汰してすいません~某一族を調べてたので、ブログから離れてました( ̄ω ̄A;アセアセ
(※多久市史は、その関連で購入した^^;)

ちなみに自分の知識補充分のメモみたいなもんなので全部は紹介してないです。
詳細内容に興味のある方は読んでみてね^^

===第2部_誰もが知っている秀吉が命じた政策===
===「刀狩」は民衆の武装解除をめざしたのか、荒垣恒明===

山本博文氏の提示によると、刀狩令の原本は現在十三通(写しは含まず)が確認されている。
受給者は、島津義久、立花宗茂、加藤清正、小早川隆景と九州に領地を持つものが多い。
徳川、前田、上杉などの大大名には発給した形跡がない。
(※前田利家のみは領内に出している)
当初は九州限定での発給ではなかったのか。という推論を提示^^b

刀狩りで農民が武装解除されたわけではない。
近世史の塚本学氏によると、江戸期の百姓は領主所有の数倍の鉄砲を所持していた。
ただし武器ではなく、作物を荒らす害獣駆除が目的で、いわば「農具」の延長。

塚本氏の研究を更に研究した藤木氏が、
刀狩は武装解除ではなく、身分規制に要点があったと指摘している。
何故なら殺傷力の高い鉄砲は没収の対象外で、刀・脇差が主眼。
方法も「村請」実務は村や百姓に任せていた。

つまり百姓は、武士の保持する「帯刀権」を持たないものと身分付された。
戦国期は武装して自分で自分の村を守っていた百姓による「自力救済」がなくなった。

ん~~暴力に対する意識改革?みたいな感じ。
だから、丸腰でない(鉄砲は所持)にも関わらず、民衆が武器使用を自主的に長期間控えた事に対して評価する考え方がある
(同じく藤木氏、武井氏の武器封印論)

個人的には色文字部分が__φ(.. ) メモメモ
こり以上、難しくなるとついていけない,;.:゙:..:;゙:.:: (゚∀゚ゞ)ブハッ!
参照4に続く

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