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原文
読み下し(てるつもり)
※文節、段落に関しては、読み下しの段階で判断しています。句読点は佐賀県史料集成原文ママ。
親父中務少輔種久一跡之事、任相続之旨、領掌不可有相違候、恐々謹言
親父 中務少輔種久 一跡之(の)事、相続之(の)旨(むね)任(まか)す、領掌(りょうしょう)相違有る可(べ)から不(ず)候、恐々謹言
九月廿四日 親治(花押)
田尻又三郎(治種)殿
(切封)「(墨引)」
大友親治---大友氏18代目当主
家督を継いだのが明応5年ですが、大内に相続に関して干渉された為に完全に掌握したのが明応7年。
てことで、年欠ながら明応5(1496)以降の文書と推測できます__φ(.. ) メモメモ
領掌---了承、OKってことです。
この場合の安堵は、文中にあるように「領掌=了承」の意の方です。
相続における具体的な中身・・つまり権利関係や偏諱などではないので年欠なんです。
年度よりも【上位者から相続の了解もらった~~~】って事の方が重要なのネー(*´・д・)(・д・`*)ネー
~~いちおう・・・超意訳~~
パパの跡を継ぐって話、オッケーだよ~~恐々謹言なぅ by大友親治
ってことで・・・気になるのが「親父」の二文字・・・|PC|_ ̄)じぃー
これって、古文書的にも「おやじ」と読み下すのだろうか,;.:゙:..:;゙:.:: (゚∀゚ゞ)ブハッ!
「おや ちち」かなぁ~
こういう普遍的な言葉の方が、逆に読みが判んないんだよなぁ~(-ω-;)ウーン
とりあえず意味を汲むって事では、読みが判んなくても無問題なんで良しとします^^;