緑文字---原文(翻刻版)ママ
青文字---読み下し
赤文字---意訳
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(折封上書)
「田尻右京亮殿 親敦(=義鑑)」
(異筆)「十一月一日、遠江守治種ニ任ス」
遠江守所望之由、承候、可存知候、恐々謹言
十一月一日 親敦(花押)
田尻右京進殿
意訳:遠江守の官位が欲しいとのこと、承知したことをお知らせします。
(包紙上書)
「田尻又三郎殿 親敦」
(異筆)「永正十八年十一月一日、治種跡式継目補任也、
伯耆守親種若キ時分名也、」
親父治種一跡之事、任相続之旨、領掌不可有相違候、恐々謹言、
十一月一日 親敦(花押)
田尻又三郎殿
意訳:父・治種の跡を継ぎ領地相続を安堵します。
パパン治種で「遠江守」の武官をもらって、同日にパパンの跡を息子・親種が継ぐことを認められた。
(どっちも短いし)連動している文書なので二つ同時にあげました。
年度の特定は異筆からではなく、相続した領地詳細である「知行坪付」発布されており、それに永正18年とあるからです。
それと永正18年は8月23日に大永に改元されているので正確には大永元年の事になります^-^